やってみました

電気回路の勉強にiPadがとても役に立っているワケ

どうも、こちゃです。
絶賛、訓練校にて電気について学んでいます。

現在のカリキュラムは、電気回路です。座学、実習ともに受講しています。
これまでは学校からテキストや図面を配られ、その紙やノートに色々と書き込んでいたのですが、このカリキュラムから、久しぶりにiPadを利用して勉強をすることにしました。
すると驚くほど一気に、今までストレスを感じていた部分が解消でき、さらに+αのメリットもあったので、記載します。もちろんiPadでなくても同様のことはできると思いますのでタブレットをお持ちの方の参考になればと思います。

こちゃのiPad環境(授業編)

授業の際に使っているアプリや周辺機器の紹介です。
ハード
 iPad・・・第6世代9.7インチ
 Apple Pemcil・・・第1世代
アプリ
 OneCam…無音カメラアプリ(有料)
 NoteShelf…ノートアプリ

こちゃが感じているiPadを使用した際のメリット

細かいことも含め、iPadにしてよかったと思っていることです。
・iPadに取り込んだ資料への書きこみがしやすい
 ・色分けがしやすい
 ・間違えてもすぐ消せる
 ・消しゴムのカスが出ない
 ・ページを複製することができるので、書き込みの幅が広がる
・電気回路を描いた際や、組んだ際の確認作業がより確実になった
・板書が見やすくなった

アプリについて

OneCam

OneCamPro 高画質マナーカメラ

OneCamPro 高画質マナーカメラ

Walker Software¥250posted withアプリーチ

このアプリは、いわゆる無音カメラです。
授業中に配られたプリントをすぐに取り込もうとするなら、シャッター音を鳴らすわけにはいきません。
そのため、このアプリを結構重宝しています。
ただ、このカメラは影が映りこんでしまった場合の補正や、明るさ調整といった機能はないので、そこを若干我慢する必要があります。このあと紹介するNoteShelfはPDFを読み込むことができるので、無音で書類をPDF化してくれるアプリがあると、個人的には大助かりなのでちょくちょく探しています。

NoteShelf

Noteshelf

Noteshelf

Fluid Touch Pte. Ltd.¥1,220posted withアプリーチ

ノートアプリの一つです。これじゃなきゃいけないということはないのですが、使いやすい機能が十分揃っているので使用しています。具体的には
・写真やPDFの取り込み
・拡大・縮小昨日
・ペン、蛍光ペン、消しゴム機能
・直線描画機能
・ページ構成の編集機能
・手書き文字のテキスト化
・テキストボックス機能
といったところでしょうか。機能だけでいえば他にも色々あるので、活用法はこれからも発見できそうです。

取り込んだ資料へ描きこむ方法のメリット

色分けがしやすい

紙に直接描く場合は、まずペンを色数分、蛍光ペンも色数分持参しなければなりません。それが、iPadの場合はApp;ePencil一つで済みます。持ち運びの便利さは比べるまでもありませんね。
また、それぞれを持ち替える手間もあります。ペンでタッチするだけでそれぞれを持ち替えられるのは本当に楽なんです。
電機回路は、色のついた線を何種類か使うため、色分けができると見やすさがかなり変わってしまいます。そのため、上記のメリットはしっかり実感できるほど楽になります。

間違えてもすぐ消せる ・ 消しゴムのカスが出ない

紙を取り込んでiPadで描きこむという方法には、描くことへの安心感があります。
ボールペンでもし書き損じたら、塗りつぶすか、修正テープで修正するか、と割と手間がかかったり見栄えが悪くなったりといった問題があります。鉛筆だったら、消しゴムで消すために消しゴムのカスが出てしまったり、最悪の場合力を入れすぎて紙が破れたりといったリスクもあります。ですが、デジタルであれば、消しゴムアイコンを選んで消したいところをなぞるだけです。上記に比べて本当に手間がいりません。その安心感は、描きこむということへの不安をかなり軽減することができると思います。

ページを複製することができるので、書き込みの幅が広がる

電気回路には、配線の正解が複数ある場合があります。使う配線ができるだけ短くなるようにするのか、メンテナンス性を重視するのか、はたまた今後の拡張性を見越した作りにするのか。複数のパターンを考えたくても、資料が1枚では全てを描きこむことができません。そのためにわざわざコピー機でコピーして…なんてやりたくないものです。それが、iPadでは取り込んだ資料を、なんならページごと複製することができます。なので、複数のアイデアがあればそれぞれを思う存分描きこむことができるんです。アイデアの優先順位や描きこみ方の工夫に意識を割かなくてよくなるので、私はこれで大分ストレスを軽減できました。

電気回路を描いた際や、組んだ際の確認作業がより確実になった

電気回路の配線は、配線完了したあとに確認をしていかなければなりません。正しく配線できているか、どこかでショートしていないか、等確認する内容もいくつもあるのですが、ここでミスをしてしまうと回路が正常に動作しないどころか、接続している器具が破損してしまう事故が起こる可能性があります。なので確実な確認を行わなければならないのですが、手書きだと文字が細かい上に描き間違いを修正しづらかったりします。さらに、急遽回路を改修しなくなった場合にはもうしっちゃかめっちゃかです。
ですが、NoteShelfでは蛍光ペンと普通のペンを使い分けられる上に、多少のミスや改修が入ったとしてもすぐに消して書き直すことができます。一つ一つを確実に確認できるようになったので、おかげ様で回路を組んだ後に電源を投入した際のミスは今のところ0件です。以前はこの部分でのミスが性格的に多かったので、現状のこの結果に自分自身驚いています。過去就業中だったころには、この確認が確実にできてなかったんだろうなぁと。それらを踏まえ、今の私の自信に繋がったところもあります。

その他のメリット

手書き文字をテキストにできる

私は字がきれいではないので、細かい図面に描きこむと見づらくなってしまうことがあります。ですが、テキスト化機能のおかげでしっかりテキストに変換できるので、見づらくて読めないということが解消できました。
また、最初からテキストを打ち込むこともできるので、他人に見せるための資料にもメモ等を残すことができるようになりました。

手書き回路の固定化ができる

回路を手描きで製図した場合、その上から描きこむと間違えた時に手間です。デジタルで描いた場合も、間違えた部分だけを消したいのに元の回路まで一緒に消えてしまう、なんてこともあるかと思います。
ですが、そこはさすが有料ノートアプリ。NoteShelfには、ノートのページをPDF化する機能があります。
一度PDF化したページを再度NoteShelfに取り込めば、手書きの図面の上から注釈等を記載しても、あとから注釈だけを消すなんていうこともできます。現状、本当にかゆいところに手が届くアプリだなぁと感じています。

板書や器具の細かい文字が見やすくなる

これはiPhoneでもできるのですが、無音カメラで板書や器具を撮影すれば、後から写真を拡大して内容を確認することができます。私は視力がよくないので、この方法には地味に助かっています。シャッター音がするカメラだと授業中に撮影はできないので、OneCamは本当に購入してよかったと思えるアプリです。

iPadを使用する際のデメリットの部分

今までとは逆に、iPadを使用することでのデメリットやストレスだなぁと感じる部分です。

バッテリー問題

iPadはiPhoneに比べてバッテリーの持続時間が長くありません。(フルで使い続けると10時間くらいだったかな?)そのため、一日を通して使用する場合には不安が残ります。モバイルバッテリーを持ち歩けば解決はしますが、手間が増えるためストレスになってしまいます。若干ネックだなぁと感じる部分です。
バッテリーがなくなると、描きこめないだけならともかく過去の資料を閲覧したりといったこともできなくなります。私は最悪の場合がないように、定期的にiPhoneにもNoteShelfを入れ、同期を定期的にするようにしています。
ApplePencilにしても充電が必要ですが、第1世代はiPadのライトニングコネクタに接続しなければならないために不格好の上危ないのですよね。こまめに充電するのが地味に面倒くさいです。私は家用にApplePencil用充電スタンドを購入していたため、なんとかなっているのですけどね。いずれ紹介するかもです。

現状困っているのはこんなところかと思います。

まとめ

そんなこんなで、最近のiPadとの付き合い方を書いてみました。
電気の業界でも、電気という割にはIT化がそこまで進んでいない状況なようです。そんな中、デジタル化、ペーパーレス化を進めるようとすると周りを頼れず、個人で調べて実践していかざるを得ないという人が今後どんどん出てくるかと思います。そんな人たちで知恵を共有し、より効率的な働き方が広まっていけば。そして、この記事がそんな人たちの一助になればいいな、と思います。

ABOUT ME
kocha
多趣味だが仕事が安定しない40代に突入した関西のおっちゃん。 物事の継続は苦手だが、アウトプットしたいことは沢山 あるのでブログを始める。 SEの経験もあるので、 趣味やIT,ガジェットの情報を発信し、読んだ人に喜んで もらいたいと思っている。 現在はビル管の仕事につき、DIYに繋がる知識を得ながら楽しく働いている。