お父さんはビル管の仕事をしているんだけども、入社当初悩んでいたことがある。それは、メーターが読みにくかったことだ。私は視力が悪い上になんらかの原因で眼鏡でも視力があまり改善しない。そのため、メーターに出来るだけ近寄らなければ数値を読み取れなかった。
さて、お父さんの眼の状態はともかく、他にもメーターが読みにくいと感じる人は結構いるんじゃないかと思う。そんなとき、みんなはそれぞれどんな方法で解消しているんだろう?単眼鏡や双眼鏡を使う?鏡で見づらい場所を見る?ライトで照らす?色々な方法があると思う。
そんな人たちに、今回紹介する内容を教えたら割と感動してもらえたので、共有しようと思う。この方法なら、ちょっとしたことだけど見えづらくて嫌な気分になることを軽減もしくは解消できるかもしれない。
子供たちが視力が悪くなるころには別の方法や特殊な眼鏡なんかが世に出ているかもしれないから、今回は記事を見に来てくれた方々向けに書こうと思う。なので、一人称がオレになったりするけど気にしないで。
私はそれらの方法を駆使して、入社当初に比べて快適に、そしてなにより安全に仕事ができている。
なお、今回の内容はもしかしたら他のスマートフォンでもできるかもしれない。ただ、お父さんがiPhone使いなので、詳細な操作を紹介できるのがiPhoneだけなのでタイトルもiPhoneにしてる。
見えにくい文字は、拡大してしまえばいい
アナログで解消するのは実際は難易度が高い
スマートフォンやタブレットで、写真の細部や文章の文字が見えにくかったらどうする?そう!拡大するよね。
なら、普段の生活で見えにくいものがあれば拡大して見ればいい。
と、ここまでは割と考える人がいるかもしれない。そしてその解消法として冒頭にも書いた単眼鏡や鏡を使った確認を思い浮かべた人もいると思う。でも、実際に使ってみて絶望する。単眼鏡ではピントを合わせるのに手間や時間がかかってしまう。鏡は見えづらい場所のものは映してくれるが、文字を拡大はしてくれない。要するに使いづらいんだ。ソースはオレ。
iPhoneは拡大縮小を片手で手軽に調整できる
iPhoneを使えば、2秒ほどで対象を拡大し、ピントを合わせることができる。その倍率も、最大12.0倍だ。(オレが使っているのは、iPhone12Pro)元々肉眼で見ようとしていたものなら、大体この機能を使えば確認することができると思う。手順はこうだ。
ロックボタンを押し、ロック画面を表示する。右下にカメラアイコンがあるので長押しする。
すると、カメラが起動する。初期倍率は1倍になっているので2.5倍のアイコンを選ぶ
2.5倍アイコンをタップしたまま指をスライドさせると倍率を上げることができる
これだけ。左右のスライドで簡単に倍率を上げ下げできるので、本当に楽。今まで見えにくくて、苦労しながら生活していた方は、是非試してみてもらいたい。カメラ機能は、写真を撮影するだけではなくてこのように視力の補助を行う使い方もできるんだ。
身体が届かないならiPhoneを近づけよう
さて、ここからはさらに補足だ。上記の方法は、あくまでiPhoneの画面を直接視認できることが条件だ。だけど、iPhoneの画面を確認できない場所を確認したいけど見にくい!なんていうこともあると思う。そんなときもiPhoneやその他スマートフォンを使用するといいと思う。
隙間さえあれば、iPhoneは見に行ける
例えば「高いところにあるものを見たい」とか、「身体が入らない隙間の奥の状態を知りたい」とか、対象に身体を近づけることが困難な場合。これは、iPhoneを近づければいい。暗ければライトを使用すればいいし、背面カメラと前面カメラを使い分けることでも対象を確認しやすくなる。人間は見に行けない場所も、iPhoneなら見に行けるんだ。
さらに工夫するなら2点。
1.自撮り棒を使うと自由度があがる
2.シャッターを切る手段を選択する
特に2を工夫すると撮影の幅が拡がる。具体的に説明する。
シャッターを切る方法は、画面タップだけではない
例えば腕を伸ばしてiPhoneを対象に近づけた場合、画面タップでシャッターを切るのは難しいこともあると思う。その際にとれる手段は他に2つある。
1.タイマーで撮影する
2.遠隔でシャッターを押す
タイマーはポピュラーな機能だから割愛するね。で、遠隔でシャッターを押すということに説明します。ECサイトやネットで「iPhone リモートシャッター」といった単語で検索してもらえば、機能を備えたアイテムがヒットすると思う。それを使えば、画面をタップしにくい場面でもシャッターを押しやすい。アイテムの形は、車のキーみたいなリモコン型や、フマートウォッチのようなウェアラブル型もある。好みで使い分けてみてほしい。
色が見にくくても、iPhoneなら見えるかも?
この機能を役立てる人はもしかしたら少ないかもしれないけど、一応紹介。ビル管をしていると、例えば明るい場所で赤い7セグLEDを確認しようとすると薄くて確認しにくいことがある。他にも、逆光でまぶしい部分にあるメーターを確認しなければいけない時、肉眼では中々難しい。そんなとき、iPhoneを通して確認するだけで文字が鮮明に見えたり、逆光の中撮影することでメーターが読み取れたりする。「見たいけど見にくい」ことに直面した際には、iPhoneで解消できないか、一度検討してみてほしい。
最後に
今回の記事はどうだっただろうか。ITが発達してから、今まで苦労していたことをデジタルで解消できる事例が増えてきたように思う。今回の内容は、その一つなんじゃないかと個人的には思っている。この他にも、オレは仕事でiPhoneを使うことで効率化や楽にできることが増えている。実体験をもとに、これらを今後もちょくちょく書いていけたらと思う。
この記事で、少しでも視力に悩みを持ってる人の役に立てたらいいなー。
それじゃ、またねー。