家族へ

階段の昇り降りと物事の本質

今回もライフハックと絡めて、教えておきたい話をするよ。

人はイメージで物事を判断しがちで、その結果間違った行動をとりがち。その癖、そのことを伝えようとしても本質を突く人が少数派なことが多いから理解してもらえなかったり、最悪悪者にされちゃうこともある。でも本質を突くときは理由があるはずだから、それさえ掴んでいれば流されることはないはず。2人にはその「理由を見つけ出す」力を磨いてほしいと思うんだ。

大人は、本質を考えろ!とか、本質を突け!って良く言うけど、その方法は教えてくれない…というか本人もわかってないことが多いからね。そんなやつらに負けないで。

まずはイメージして比べてみて

最初に2つの例を出すので、イメージしてみてくれる?

1つ目。急いで歩いてる人と、普通に歩いてる人がいます。どっちが早いでしょう?

2つ目。急いで階段を降りてる人と、普通に階段を降りてる人がいます。どっちが早く降りれるでしょう?

この二つ、普通に考えると、どっちも急いでるほうが早いことのほうが多いよね?極端に足が長い人が歩いてたら、とか例外はあるかもしれないけど。

でね、多分このイメージに縛られて階段を駆け降りる人が結構いると思うんだけど、ここでもう一つ想像してみてほしい。

3つ目。急いで階段を降りてる人と、普通に1段飛ばしで降りてる人、どっちが早いと思う?

これがね、両方とも同じくらいか、普通に降りてる人のほうが早いの!

そんなことになる理由

理由はね、どんなに急いでいても階段の1段の高さは変わらないので、早く降りるにはリズムを早くしなきゃいけないんだけど、普段の生活速度を倍速にするのってかなり大変。よって、1段飛ばしのほうが早く降りられることが多くなるんだよね。さらに、1段飛ばしだといつもより負荷がかかるから、足が早く出やすいので、リズムも早まるんよね。結果、こんなことになるわけ。

イメージに引っ張られる人の多いこと

以上のことを踏まえて、階段の昇り降りをしてる人をみてみて。急いでるはずなのに1段ずつ降りる人の多いこと。それを馬鹿にしたいわけじゃなくて、目的に対して手段が合ってなくてもったいないよ。って心の中でよく呟いてます。

今回伝えたいこと

階段を昇り降りするときは、基本的に1段飛ばしがいいよ。理由は、移動が少し早くなる、体に適度な負荷がかかる上にストレッチにもなる。の、2つ。

目的に対する手段と本質が合ってるかを見極められるようになってほしい。「急いで手を動かした方が早い!!」ってがむしゃらに早く動いてて、結局時間がかかってる、なんてことは沢山あるから。他にも例を挙げるなら、例えばパソコン…特にExcelを使うようになったら、コピー&ペーストしたら終わりの作業を、わざわざ一つずつ手打ちする人とかね。ちょっとしたことかもしれないけどすごく重要だから、この考え方は養っていってほしいなー。

余談

階段の昇り降りについて、今回は比較したけども、じゃあ1番早いのは?ってなったときに、答えは”急いで1段飛ばしで駆け上る、もしくは駆け降りる”ことだからね。これ以上飛ばすと危険だからお勧めしない。ちなみにお父さんは、階段を見なくても感覚でこれができます。幅は大体一緒のはずだからね。真似しろってわけじゃないけど。

今回の内容はこんなところ。じゃあ、また次の記事でねー。

ABOUT ME
kocha
多趣味だが仕事が安定しない40代に突入した関西のおっちゃん。 物事の継続は苦手だが、アウトプットしたいことは沢山 あるのでブログを始める。 SEの経験もあるので、 趣味やIT,ガジェットの情報を発信し、読んだ人に喜んで もらいたいと思っている。 現在はビル管の仕事につき、DIYに繋がる知識を得ながら楽しく働いている。