ピアノ

【Lesson1】楽譜を読めるようにしよう

楽譜を翻訳する

前の記事で、楽譜を読む練習はしなくてよいと書きましたが、現実問題

として、楽譜が無ければ弾きたい曲の弾き方もわからないかと思います。

 

じゃあどうすればよいかというと、楽譜を翻訳すればよいです。

→「ソ」といった具合に。

一度読みやすく翻訳すれば、練習の度に「この音なんだったっけ?」と

読み直す必要がなくなります。

 

例として、”かえるの歌”を使います。

一応知らない人もいるかもしれないので動画も張っておきます。

↓これです(音量が小さいかもしれません)

 

楽譜はこれですね

これを、カタカナに直していけばいいだけです。

「ドレミファミレドミファソラソファミドドドドドドレレミミファファミレド」

 

極論すれば、こんな感じです。でも、うーん・・・さすがにこれだけじゃわかりづらい

ですね?そしたら、ここからあなたが読みやすいようにしていけばいいです。

例えば、

「ドレミファミレド ミファソラソファミ ドドドド ドドレレミミファファミレド」

と音のかたまりで分けたり

「ドレミファ ミレド ミファソラ ソファミ ドド ドド ドドレレミミファファ ミレド」

と、小節ごとで区切ったり。これだけで相当見やすくなったんじゃないでしょうか。

他にも、長さがわかりづらい時は

こんな感じで棒をつけてわかるようにしたり、音の横にいくつ伸ばすか数字を書き込んだり

可能なら、楽譜のコピーをとって、音符の下に直接書き込んでいくのが一番いいかもしれませんね。

このように工夫の仕方は色々ありますが、大事なのは自分でわかるように書くことです。

弾きたい曲について、一度これをしておくだけで練習がとてもしやすくなるはずです。

是非一度やってみてください。

 

色々補足

楽譜を翻訳することで、副次的な効果もあります。

・曲全体を一度租借できる

楽譜全体を一度全部見ることになる上に、カナを振る際に音を認識することで、鍵盤を弾く際に、

多少なりとも予習しているような状態となり、演奏しやすくなる

・楽譜を読む練習を自然と積める。

反復して同じ音程の音符にカナを振っていくので、意識しなくても、いずれ楽譜を初見でも弾ける

ようになるくらい、自然と読譜力がついていきます。

 

ピアノの演奏は、最終的に楽譜なしで弾いても全然問題ありません。楽譜を読むのはあくまでそのための

通過点でしかないんです。なら、楽譜に注力するより演奏に注力するほうが効率的だし、何より楽しい

と思いませんか?

 

一見地味で地道で退屈な作業に思えるかもしれませんが、一曲につき一度だけですし、割と楽しかったりします。

この作業が終わったら、いよいよその楽譜を元に弾いてみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
kocha
多趣味だが仕事が安定しない40代に突入した関西のおっちゃん。 物事の継続は苦手だが、アウトプットしたいことは沢山 あるのでブログを始める。 SEの経験もあるので、 趣味やIT,ガジェットの情報を発信し、読んだ人に喜んで もらいたいと思っている。 現在はビル管の仕事につき、DIYに繋がる知識を得ながら楽しく働いている。