家族へ

理解されない正論は理解されない

自分の言い分が絶対に正しいのに、相手にわかってもらえない!!って感じることや出来事ってない?それは、生きていたら絶対にぶつかる問題だよ。

多分俺たち親子のやりとりでも、納得できずにお父さんお母さんの言うことを聞かされることもあったろうと思う。

社会に出たらこんなことは日常茶飯事だ。そんなことに対して、どうすればいいか、そしてどうしてそんなことが起こるのかを話していくよ。

こちらができることなんて限られている

さて、なんで「絶対に正しいのに、わかってもらえない」なんて事が起こるのか考えてみたいと思う。

いくつか挙げてみよう。

・こちらの話し方が悪い

・実はこちらが間違っている

・相手が思い込みで話しており、別の意見をきくきがない

・こちらが正しいことを認めると具合が悪い

・相手の理解力が足りなくて正解不正解が判断できない

・まわりが違うことを言っており、こちらの言い分を信じてもらえない

・実はどちらの言い分も正しい、もしくは間違っているため歩み寄れない

さて、いくつか挙げてみたけど、これをさらに分類してみよう。そうすると、

・こちらが悪い

・相手が悪い

・周りの人たちや環境が悪い

・どちらも悪い、もしくは悪くない

この中で、都合が悪いから認めるわけにはいかないこと。その他様々な理由や環境によって起こってしまう。つまり、筋が通っているいないとは別のところで、理不尽がまかり通ってしまうってこと。

そんな中でもみんな生きていかなきゃいけない。お父さんは、そこでの戦い方を沢山間違えたからいわゆる出世が出来なかったんだと思う。でも、そこから対処法や考え方を学んで、今ようやく平和に過ごせているよ。

相手を論破して得られるものなんて

相手との口論で、正論で殴りあったとして。そこで得られるものが何かを考えてみてほしい。ほとんどの場合、自身の些細な優越感と、相手からの反感くらいじゃないかと思う。優越感っていうのは、相手に勝ったという思い込みの優越感と、教えてやったという恩着せがましい優越感。客観的に見て、何の価値もないよね。むしろマイナス。

だから正論で殴り合うときには、明確にそうしなければならない目的や理由がないと不毛なだけなんよね。

なので話が通じないな、と思ったら会話は打ち切ったほうがいいと思う。そして、建設的なことを考えよう。

理不尽に立ち向かうには

話が通じない相手を自分の望む方向に動かすには、自分が力を持ってなきゃだめで。逆に力を持っていれば毎日結構安定してすごせるよ。ソースはおれ。理不尽に潰されるのが嫌なら、力をつけよう。

その力っていうのは、簡単に言うと

権力、財力、フィジカル、メンタル

といったところ。一つずつ見てこう。

権力

言い換えると立場、かな。

学生の時は上級生に逆らうのは中々難しいし、会社であれば社長の言うことは絶対。全体的に、上司には逆らいづらいし、逆らうと今より自分の立場を悪くしかねない。逆らったときのメリットよりデメリットの方が大きいから、理不尽に耐える選択をする人は圧倒的に多いんだよね…。

この状況を変えるには、自分が上の立場になるか、替えの効かない人物になるしかない。組織にとって失うわけにいかない人財になれば、相手も変な態度をとりづらくなるから。

財力

これは社会に出ると顕著に出るんだよね。しかも、場合によっては権力よりタチが悪い場合が多い。

会社であれば、相手から「嫌ならやめれば?」と言われた時に、次の仕事を探すまでの貯蓄がなければ相手に「嫌」とは言えない。

会社同士のやりとりであれば、相手に「条件を飲まなければ契約を打ち切る」と言われた際にこちらがその後耐えられる程度の資金力がなければ、倒産しないために相手の理不尽を受け入れるしかなくなる。

逆にお金があれば、それらを跳ね除けられる。純粋にお金は力になるんだ。大きくなるまでに、2人には自立できる程度の資金を持てる人に成長して欲しいな、と思ってるよ。それまでに、なんとかお父さんもお金を稼げるようになりたいと思ってるけど。

体力とメンタル

これは2ついいことがあって、一つはテストステロンさんと言う方がよく言っているけれど「相手をいつでも捻り潰せる」と思えれば大抵のことは乗り切れるし、相手も萎縮してしまうことがある。そーゆー意味でも、強くなっておくといいなーって思う。

もう一つは、理不尽に潰されにくい、ということ。基本的に、理不尽を克服するには相手よりチカラを持つか、相手と関わらないか、になると思うけれど、実際に理不尽にさらされると、それ以外のことにさく体力の余裕なんてなくなるのよね。その余裕を作り出すのは体力とメンタル。多分、どっちかだけじゃだめだと思う。この人に嫌われても大丈夫、と思える肉体と精神力。これは持っといて損はないから!

まとめ

まとめると、相手を論破しても実はメリットは少ないかもしれないよ。論破しても理不尽に勝てないことの方が多いよ。なので、理不尽に潰されないようにいくつか意識しといたほうがいいよ。

と言ったところかな。記事では、理不尽に潰されないために、ということで書いたけども、逆に相手に理不尽を押し付けるためにも使えるものだね。その使い方はおすすめしないけど。最低限の節度を持って皆んなと仲良くするほうが生きやすいし働きやすいからね。ただ、気に入らないやつには使ってもいいと思う。時と場合を考えようねー。という話。

それじゃ、今回はこの辺で。またねっ

ABOUT ME
kocha
多趣味だが仕事が安定しない40代に突入した関西のおっちゃん。 物事の継続は苦手だが、アウトプットしたいことは沢山 あるのでブログを始める。 SEの経験もあるので、 趣味やIT,ガジェットの情報を発信し、読んだ人に喜んで もらいたいと思っている。 現在はビル管の仕事につき、DIYに繋がる知識を得ながら楽しく働いている。