構えすぎる必要はない
毎日コツコツ基礎練習
楽譜を見てすぐ弾けるように読譜練習
リズムに合わせて弾けるようにメトロノーム練習
ぜーんぶ、重要ではありません。
“ピアノを弾けるようになる”ために大事なのは、
・どれくらい上手になりたいのか
・どんな曲を弾きたいのか
という、やりたいことをぼんやりとでも思い浮かべることと、
“楽しく”続けることです。
私は過去に、ニコニコ生放送でピアノ演奏の配信をしていたことがあります。
その際に、リスナーから特に多かった質問が、
「○○才ですが、今からピアノ始めても弾けるようになれますか？」
というものだったんですね。
それに対して、私は必ず「勿論、弾けるようになれますよ」と
答えていました。
もちろん適当に言ったわけじゃないですよ？
きちんと根拠があっての言葉です。
あなたを含めて、ほとんどの方が”かえるの歌”を弾けると思います。
もしかしたら、”猫ふんじゃった”も弾けるかもしれませんね。
弾けなかったとしても、今のあなたならすぐに弾けてしまうでしょう。
かえるの歌って、音符で歌うこともありますよね？
「ド～レ～ミ～ファ～ミ～レ～ド～♪」ってやつです。
すごい！もう暗譜できてるじゃないですか！！
猫ふんじゃったって、いくつもテクニックを使うんですよね。
黒鍵をいくつ使うんでしょうね？
あれ、手を交差して弾くところがありますよ！？
そう！！難しいことも、自然にできてしまっているんです！
ピアノを習っていない小学生でも、これだけのことができたりします。
つまりはそーゆーことなんですよ。
“楽譜を読む”、”指の練習をする”、”両手や足を別々に動かす”
という地味で大変な練習のイメージから、ピアノは難しいというイメージを
浮かべてしまいがちですが、実際にはそんなに構えなくてもある程度なら
弾けるようになれてしまう楽器なんです。
必ずピアノを弾けるようになれる
ちょっと考えれば当たり前の、弾けるようになれる根拠を
もう一つお伝えしておきます。
ピアノは、鍵盤を叩けばだれでも音が鳴る楽器です。
試しに”ド”の音を弾いてみてください。出ましたね♪
じゃあ、次に”レ”の音を弾いてみてください。出ましたね♪
同じく”ミ””ファ”と出してみましょう。これを順番に
“ドレミファミレド”と弾くと、はい、かえるの歌の最初が弾ける
ようになります。ピアノを弾くというのは、一つずつの音を
合わせたり、連続で弾いたりするだけなんです。
つまり、単音が出せる人が、ピアノを弾けるようになれない理由が
ありません。
世の中には、左手しか使えないピアニストや、両手で2本ずつしか指を
使えないピアニストも存在します。それもとても実力が高いです。
もし、目標に到達できなかったのだとしたら、それは”習慣化”できない
あなたか、あなたからやる気を削ぐ”上達方法”に問題があるはずです。
私は、このサイトで楽しく上達する方法を提案していきたいと考えています。
プロを目指すなら話は別
もしあなたが、今からピアノを始めてプロになりたい、と
考えているのであれば、冒頭に書いた
毎日コツコツ基礎練習
楽譜を見てすぐ弾けるように読譜練習
リズムに合わせて弾けるようにメトロノーム練習
は重要どころか必須になります。
ある程度ピアノを弾けるようになる、というだけなら
楽しく練習するだけで目指すことができますが、
人にお金を払ってまで聴いてもらう実力をつけるには
辛いと思うことも沢山こなしていかなければなりません。
50ｍ走で10秒以上かかる子が、8秒台になるのは練習次第で
十分達成可能かもしれませんが、6秒台を切るとなると、
並大抵の努力では難しいですよね？
このように、程度の差によってしなければならない努力は
変わってきます。プロを目指したいというのであれば、基礎から
みっちり教えてくれるサイトや、きちんと教えてくれる先生に
つくことをオススメします。
このサイトでは、楽しみながら上達する“考え方”や“テクニック”を
伝えすることを目的としています。
