この間行った、初めてのカラオケはどうだった?
パパからみたら、2人とも楽しそうに歌ってたから、これからもちょくちょく行きたいなーと思ってます。
どうも、お父さんです。さて、最近世の中では「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が流行っていて、誰もが「最短距離で答えを知ること」を競っているように見えるね。
一方で、パパのような古い世代が「無駄に時間を使わせようとしている」と揶揄されることもある。パパは、そのどちらの言い分もよく分かるんだ。だって、どちらも正しい場合があって、どちらかだけが正しいと言い切れないはずの問題だから。なので、その間で一番大切な「バランス」の話を、今日は君たちに伝えておきたいと思います。
「最強の魔法」を手に入れても、MPがなければ意味がない
例えば、ゲームで「これを使えば一撃で敵を倒せる」という最強の魔法(答え)を教えてもらったとしよう。でも、もし君のレベルが足りなくて、その魔法を使うための「MP」が足りなかったらどうかな? 結局、その魔法を放つことはできず、敵に勝つことはできないよね。ロックマンXだったら、敵ボスの弱点がわかっても、敵の攻撃がよけられなかったり、HPが足りなければ倒せなかったり。
100mを10秒台で走る「答え(フォームや理論)」を頭で理解したとしても、それを実行できるだけの筋力や肺活量がなければ、10秒では走れないのと同じだ。
つまり、「答え」には、それを使いこなすための「器(実力)」がセットで必要だってこと。
「一行ずつ書くこと」が、最後には君を助ける
お父さんの仕事でいうなら、エクセルの計算式を使った点検表をメンテナンスするときや、プログラムを書くときも、まさにそうだ。
ネットにある「正解のコード」をそのままコピペすれば、その瞬間はプログラムが動くかもしれない。でも、もし不具合(バグ)や必要な修正が出たとき、中身を理解せずに貼り付けただけの人は、どこを直せばいいのか分からずにお手上げになってしまう。
逆に、一行一行、そのコードの意味を把握しながら積み上げていった人は、たとえ途中で止まっても、自分の力でどこが間違っているのかを見つけ出し、修正することができる。
工作のハンダ付けだって、設計図(答え)があっても、ハンダごてを扱う技術がなければ形にはならない。一見遠回りに見える「一行ずつ、一箇所ずつ」の積み重ねこそが、トラブルに負けない本当の力になるんだ。
どちらが正解ではなく、今の自分を「知る」こと
もちろん、答えを教えずにただ時間を浪費させるのが正しいわけじゃない。ちょっとした「気づき」という答えをもらうだけで、一気に道が開けることだってたくさんある。
大切なのは、教える側も教わる側も、「今の自分には、その答えを扱うだけの力が備わっているか?」を冷静に見極めることだと思う。
答えを先に知って効率よく進むべき時か、それとも今は泥臭く手を動かして「MP」を貯めるべき時か。その認識がお互いにズレているから、世の中では不満が生まれてしまうんだね。
パパから君たちへ
効率よく生きることは賢いことだ。でも、パパが君たちに一番伝えたいのは、「答えを手に入れたからといって、すぐに魔法が使えるようになるわけじゃない」ということ。
答えをショートカットして手に入れたなら、浮いた時間を使って、自分自身の「ステータス」を上げる努力や経験をしてほしい。
地味で、一行ずつコードを書いていくような毎日。そんな「タイパの悪い時間」の中にこそ、君たちが一生使える本物の実力が宿ると、パパは信じているよ。
それじゃあまた、次の記事で。
